ぼぉ〜っと眺める 『 ubuntu 7.04 』(2/4)

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インストール画面キャプチャ(2)

Desktop  前述のしょぼい環境でもメモリさえ十分にあれば数分で立ち上がります。メモリの最低動作環境は 128MB になってますけど、実際には 256MB 以上は欲しいところです。もしも数十分待っても立ち上がらない場合は何らかの障害があるのかもしれません。立ち上がりましたらそのまま単なる LiveCD として、そのまま使うことも可能です。基本的には立ち上がった時点でそのパソコンは ubuntu で対応可能であることがわかりますのでインストールへ進んでもかまいませんけれども、念のためブラウザを立ち上げてインターネットにつないで見たり、 Example フォルダの中のファイルを開いてみたり、ハードウェアブラウザで各機器の対応状況などを確かめておくといいでしょう。用意ができましたらデスクトップ左上にある“インストール”のアイコンを実行するとハードディスクへインストールする準備が始まります。
Install1  インストールアイコンを実行すると、ネットワークへの接続などを自動的に確認してからインストール設定画面が表示されます。 CD-ROM のもっさり感で日本語がロードされるまで英語での表示がちょっぴり続きますけれども、気にしない気にしない。インターネットにつながっていない場合はここでエラーが表示されますので、ネットワークへの接続を再度確認しましょう。最初の画面での設定は何はともあれ言語設定です。この先もほとんどそうですけれども、一番いいように初期値が設定されています。ここでは言語設定が“日本語”に設定されていますよね。まあ、ほいだもんですから基本的にはひたすら【→進む】ボタンをクリックしていくだけでインストール設定が完了することでしょう。
Install2  次は地域の設定です。もちろん、ここでも選択された地域は日本、都市は Tokyo が選択されています。何で日本が東の果てにちょこんと書いてあるんだ!とか、オレは東京なんて住んでねー!とか、微妙に突っ込みたくなる画面ではありますけれども、グローバル視点ではそんな細かいことを気にしてはいけません。首都東京、いいじゃないすか。あはは。え?グリニジ基準の時刻が気に入らない?オレ基準にしろ?はぁ〜、まあ、メールとか何かと時刻には困るような気がしますけど、お好きなようにどぞー。
Install3  次はキーボードレイアウトの設定です。これも基本的には Japan を選択しておけば間違いないでしょう。こだわりのある方はそれ以外のものを使っている場合もありますけれども、そういう方はそれなりのスキルがあるでしょうから、それなりの選択をしてください。それはさておき Japan (PC-98xx Series) って選択肢があるのが泣かせますねぇ〜。てか、もうさすがにうちでも PC-9800 はなくなってしまったんですけれども、 ubuntu って PC-9800 にもインストールできるのかなぁ?
Install4-1  いよいよハードディスクの設定です。空っぽのディスク領域にインストールしようとしたときは、この画面のように全容量を ubuntu 用として使うように初期設定されます。 Linux やハードディスクのパーティショニングにある程度知識のある方でしたら、手動を選択すれば次にパーティションの設定画面が表示されますのでご自由に設定してみてください。
 ちなみにインストール直後の容量で 2G を少し超えますので、 CD-ROM だからと侮ってはいけません。もちろん、そのあとアプリケーションの追加やアップデートのインストールなどがありますので、最低でも 8G 程度の領域は確保しておきたいところです。
Install4-2  ハードディスクに空き領域がない場合、初期設定では空き領域に ubuntu 用のパーティションを作るように設定され、そのうち 50 パーセントの領域を確保するようになっています。スライダを左右に移動して、適宜確保する領域を設定するようになっています。ちなみに、画面のように 100% に設定しても、連続した空き領域がないと十分な容量が確保できませんので、予め不要ファイルを削除したりデフラグなどでハードディスクの中を整理をして連続した空き領域を確保しておきましょう。
 最もデンジャラスな設定としては“ディスク全体を使う”という選択肢があります。これは、現在の使用中の領域も含めてハードディスク全体を一度空っぽにして ubuntu をインストールするときに使います。完全に消してもいいハードディスクの場合にのみ選択してくださいねぇ〜。

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