SEAWorks Network!

GoGo!家庭内LAN
〜ADSLがやっときた〜


●はじめに

 フレッツ・ADSLが柏崎に展開をはじめた頃、実は、うちのプロバイダさんでも大々的に移行を促していたのですが、私の居住する地域では、どうやら経路途中に光ファイバーが入っていて断念したところがあるというお話でしたので、みなさまの高速インフラへの移行を横目に、56Kモデムでちょろちょろインターネットへアクセスしていました。ところが、同じ会社に住むご近所さんでADSLがつながったということを小耳にはさみまして、ひょっとしたらうちも大丈夫かなぁ?なんて思いまして、ちょっくら試すくらいはやってみようかなぁ〜と思ったのが平成14年春のこと。いや、長かったなぁ〜冬が。(^^;
で、もひとつY!BBという選択肢がすでに柏崎でも展開しておりました。・・・が、私の場合、自宅では基本的に不精者(というかズボラというか怠惰というか・・・)のため、あれこれ問題の発生する可能性のあるY!BBは、実験目的を除けば選択する理由が見つかりませんでした。まあ、Y!BBだっていつまでもこのままではないとおもいますけど、このページのURLも、それなりに認知してもらっている現在、プロバイダさんを替えるのは結構面倒でもありますから、とりあえずプロバイダを替えずにそのまま使えるフレッツ・ADSLとあいなりましたとさ。


●線路情報でGo!

 私の地域はNTT東日本管轄なので、早速電話回線の線路情報を見ようとNTT線路情報にアクセスしてみたのですが、セキュリティ設定を弄くり倒した私のIEではログインできず、どうしたものかと考えていたところ、かめぞ〜さんがグッドなタイミングで調べてくれていました。といったところで、うちの状況は

◇線路条件
 ○線路距離長(エンドユーザ〜NTT収容ビル) 3840 m
 ○伝送損失 41 dB

とのことでした。う〜ん、距離も損失もギリギリの線ですなぁ。やっぱりつながるか一抹の不安がよぎります。


●契約手続きでGo!

・フレッツ・ADSLの申し込み(4月8日)

 最初に、NTT東日本のフレッツのページに行きまして、早速フレッツ・ADSLを申し込みました。すると、申し込み確認のメールがすぐに来て、「準備ができるまでまっててちょ」って内容になっています。申し込んだ契約内容は、フレッツ・ADSL1.5M(G.lite、AnnexC)タイプで、モデム・スプリッタをレンタルで。うちとこみたいなど田舎でも、5月30日から8Mサービスが始まるようなのですが、まだちょっとお値段が高いのと、とにかくリンクするかさえ不透明でしたので、とりあえず1.5Mで我慢しました。

・電話で工事日の連絡が来る(4月9日)

 翌日、NTTのおねぇ〜さんが電話で申し込み内容の確認をしてきます。昨日Webで登録した内容を復唱して間違いが無いか確認してきます。また、工事日は、4月の16日以降ならいつでもということでしたので、二つ返事で「16日でおながいします」とお願いいたしました。その後も、リンクできなかったときの処置やら工事料金やら色々聞かされますが、あまり頭に入りませんでした。(^^;

・プロバイダさんのアカウント変更(4月9日)

 今回は、プロバイダさんの変更も考慮してみたのですけれども、やっぱりすでに知れ渡っているURLを簡単に変えるわけにもいきませんし、ご近所さんのプロバイダですから、時折しゃっちょうさんともお話させていただく機会もありまして、そうそう切り替えるのもアレだよねぇ〜ということで、プロバイダは変更しないでそのまま。で、アカウントの変更手続きをしました。うちのプロバイダさんのページに行くと、すでに1.5Mへのアカウント変更ページへのリンクはなくなって8M向けになっておりましたが、勘を働かせてアクセスするとすぐに見つかりましたので、さっさと変更手続きの申し込み。直後に申し込み確認のメールが来ました。よく見ると、フレッツ・ADSL自身の申し込みもここでできたみたい。まあ、前述の通り、そんなのすでに済ませてしまいましたので、どうでも良いんですけどね。

・プロバイダさんのアカウント変更通知(4月11日)

 これから色々資料やら通信機器やら送られてくるのですが、まず最初に届いたのはプロバイダさんからのアカウント変更通知。これは郵便屋さんが配達してくれました。申し込んだのは9日の深夜ですから、そりゃもう、折り返し程度のレスポンスですね。すばらしい。

・NTTのフレッツ・ADSLの通知とモデムとスプリッタ(4月12日)

 プロバイダさんのアカウント変更通知の翌日には、ADSLモデムとスプリッタが宅急便で、フレッツ・ADSLの契約通知が郵送でそれぞれ届きました。

○お届けモノ○
 なんか色々届きました。内容物を広げて見ますと、写真の様な感じになっています。契約書やら設定マニュアル類も色々ありましたけれども、ちゃんと読んでません。ゴメナサイ。あと、フレッツ接続ツールも契約書といっしょに入ってきました。
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ADSLモデムとスプリッタ
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契約書やらマニュアルやら
○ADSLモデム○
 ADSLモデムは、MNというタイプ。ITU-T G992.1 及び G992.2 の Annex C に対応しているということで、そのままフレッツ・ADSLの8Mタイプにも対応しています。このモデム、実は某NEC製ルータのOEMということで、初期設定ではブリッジとして利用するように設定されているものの、ちょこちょこといじりますと、どうやらルータとしても使えるらしいです。ま、でも、今回の場合、通信機器はレンタルですので、知らなかったことにしようと固く心に誓いましたとさ。で、背面からの写真を見ると上がRJ-11ですから、ここからスプリッタへ繋ぎます。下がRJ-45で、LANアダプタなどへ繋ぐようになっています。その下に見える四角いボタンは、電源スイッチです。2つのコネクタの真中にあるのがアース端子です。
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ADSLモデム-MN
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ADSLモデム-MN背面
○スプリッタ○
 ご覧のとおりのスプリッタです。えぇ〜、電話での通話に使う周波数と、ADSL通信でつかう周波数を分けてくれるもので、受け側から見ればテレビの電波で言うところのVHFとUHFをわける分波器みたいなモノかなぁ〜。もちろん混合器と同じ働きもします。外観はモジュラジャックが2つありまして、写真で見ると左側を電話機へ、右側にADSLモデムへ繋ぎます。写真では見えない、反対側に写真にある短い電話線をつないで、壁のモジュラージャックに繋ぎます。
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スプリッタと付属の電話線

工事日(4月16日)

 さて、いよいよ待望の切替工事の日。会社では一日そわそわしていましたけれど、終業時刻になりましたら速攻でおうちへ帰って機器を繋ぎます。これまでお世話になっていたルータと56Kモデムを外しまして、とりあえずブロードバンドルータは持っていませんから、パソコンのLANアダプタにADSLモデムを繋ぎます。あとは、壁に用意した電話用のモジュラジャックにスプリッタを繋いで、それぞれ電話機とADSLモデムに繋ぎます。ADSLモデムは、電話線を繋いで電源を入れますと、TESTランプが点滅して、しばらくするとLINEランプが点滅をします。その後、LINEが点灯状態で止まったところでリンク完了。というわけで、さて、フレッツ接続ツールをインストールしてGo!で、顛末記へ・・・(T-T)


●トラブル顛末記でGo!

 今回フレッツ接続ツールでトラブルが発生しましたので、せっかくですから事の顛末などをお話させていただこうかと思います。まず、フレッツ接続ツールのインストールなんですけれども、このツールの仕組みがどうなっているのかとインストール中にネットワークのプロパティを見てみると、「Efficientt Network PPPoE Adapter(NTSP3)」と書いてある仮想アダプタがインストールされていました。なるほど、想像していた通り、LANアダプタを通して、この仮想アダプタにIPアドレスを割り当てて通信を行うようです。で、接続ツールのインストールが終わって、セットアッププログラムの案内に従って再起動。早速フレッツ接続ツールの案内に載っていたTESTサイトへアクセスしてみようとすると、「NTSP3アダプタが無い!」とか怒られてしまいました。ん?なにを!ソフトウェアのクセになまいきだぁ〜!と逆上しそうな気持ちを抑えて冷静に見てみますと、あれ?NTSP3って、さっきの仮想アダプタかな?・・・と思ってネットワークのプロパティを見てみると、あれ?あれれ?どこいっちゃったのぉ〜?さっき入っていたはずの仮想アダプタが見あたりませんよ?ええ、そりゃ何処に隠れる場所があるわけでもないプロパティの中の出来事ですから、きっとなくなってしまったのは間違いないのですけれど・・・。う〜ん、インストールしているときはあったのになぁ。ということで、一度アンインストールしてから再度インストールして再起動してみます。う〜ん、やっぱりなくなっています。どして?

その後、いろいろ思いつく原因になりそうなものをあたってみます。まず、ひょっとしてうちの『大昔のLANアダプタ』がいけないのかなぁ〜ということで、LANアダプタのドライバを最新のものに替えてみました。・・・が、効果なし。う〜ん、ひょっとして『PC-9800シリーズ(骨董級)ぢゃダメなんですかぁ〜?(T-T)』なんてことも考えましたが、そんなことになっていたら、多分インターネット上でも大騒ぎでしょう。今のところ見かけたことはありません。ということで、インストールしている最中に注意深くシステムのプロパティを見てみると、インストール途中は確かに仮想アダプタが追加されています。しかし、システムのプロパティを眺めていると、インストールが終わる頃にはエラーとなって消えてしまうようです。どうしてかなぁ?デバイスのエラーメッセージにはNDISがどぉ〜のかこぉ〜のかと書いてありますけれど、接続ツールの注意書きに書いてあったのはNDIS3.0に対応したLANアダプタとだけ書いてあります。いくら古くてもNDIS3.0ごときには対応してますし、ますますわかりません。(T-T)

 さてさて、こうなると頼りになるのは接続ツールの中にあるドキュメント。これまでの事柄を手がかりにCDに入っていたFAQを参照、すると項目に「NTSPPPoexxのデバイスを作成できません」。あ、これだなきっと。で、これに対してマニュアルでインストールしてねぇ〜と書いてありましたので、ネットワークのプロパティから、アダプタの追加で探してみると、ありましたありました。で、NTSP3を追加して再起動。で、ネットワークのプロパティを見ると、ちゃんと残っています。う〜ん、ありがたやありがたや。ほいでもって、ご案内どおりフレッツのTESTサイトへ行ってみると・・・お!つながった!かっちょえぇ〜。速度計測してみると、697kbps。おお、大体予想した速度が出ているみたい。でも、FAQにはちょっと気になる記述がありまして、このNTSP3の不具合はNT/2000では時々出るけど、Windows95/98では『稀に』って書いてあるんですよねぇ。えぇえぇそぉ〜でしょ〜よ、稀ですよ。いまどき7年モノのPC-98シリーズで、Cドライブ起動にして、10BASE-TのLANアダプタ使っているヤツなんて・・・(T-T)。


●チューニングでGo!

 すでに必須事項であるとインターネット中に知れ渡っている各種設定のチューニング。私としては、インターネットの徘徊で各ページを見るのとメールがメインとなる使い方なので、それほどスループットにこだわりはありませんが、せっかくの機会ということで、以下のページとツールを参考に、ちょびっと調整してしみました。

・参考にしたページ

http://www.geocities.jp/hamdah3502213/osugi/osg.htm

・NetTune(設定用ツール)

http://members.tripod.co.jp/mimi1014/

・調整前

フレッツスクェアで計測 697kbps

測定サイト http://speed.on.arena.ne.jp/ v2.0.8
測定時刻 2002/04/16 21:06:26
回線種類/線路長 ADSL/4.0km
キャリア/ISP NTTフレッツADSL 1.5Mbps/その他
ホスト1 WebArena(NTTPC) 400kbps(264kB,4.9秒)
ホスト2 at-link(C&W IDC) 260kbps(195kB,5.2秒)
推定最大スループット 400kbps(50kB/s)
コメント NTTフレッツADSL 1.5Mbpsとしては遅いです。設定や回線、ネットワーク機器を見直してみてください。8Mbpsサービスに乗り換えても通信速度の向上が見込めません。(5/5)

・調整後:

フレッツスクェアで計測 983kbps

測定サイト http://speed.on.arena.ne.jp/ v2.0.8
測定時刻 2002/04/16 21:22:03
回線種類/線路長 ADSL/4.0km
キャリア/ISP NTTフレッツADSL 1.5Mbps/その他
ホスト1 WebArena(NTTPC) 600kbps(195kB,3.1秒)
推定最大スループット 600kbps(76kB/s)
コメント NTTフレッツADSL 1.5Mbpsとしては少し遅いですが線路長が2km以上であれば問題ありません。8Mbpsサービスに乗り換えてもあまり通信速度が向上しない恐れがあります

 で、ちょっと気になるのが、フレッツスクェアでの計測値とスループットの計測値の違い。これは、プロバイダさんのバックボーンがへっぽこなのか地域IP網との接続点が容量不足なのか、うちの設定内容との相性が問題なのか定かではありませんけれども、フレッツシリーズに関しては、うちのプロバイダさんは自前ではなく、県内の小規模プロバイダさんなどが共同出資している専門の会社がありまして、うちのプロバイダさんも出資しているようです。で、うちとこの会社もフレッツ・ISDNで、アクセス先はこの仲介業者さんです。で、気になるバックボーンはどのくらいかなぁ〜と会社概要を見てみますと、『2001年12月 バックボーン、108Mに増速』・・・一体何人がつないでいる事やら。(T-T)


●ルータでGo!

 そんなこんなで一週間、4月21日に、Laox上越店にてPLANEX COMMUNICATIONSBRL-04FAを買ってきました。このルータの選択理由は特にありませんけれども、まあBフレッツもある程度見越してLAN/WAN共に100M対応のものをということで、たまたまそこにあったものを買ってきたわけです。

○ルータ○
 とりわけ珍しい機能が満載されているわけでもない一般的なブロードバンドルータです。とりあえずLAN/WAN共に10BASE-T/100BASE-TX対応になっており、LAN側はストレート/クロスを自動判別する4ポートスイッチングハブ内蔵ということになっているようです。設定は、いまどき珍しくないWebタイプですが、特に迷うわけでもなく簡単にセットアップできました。ADSLモデム-MNを繋ぐときは、WAN側のUplinkスイッチをNormalからUplinkへ変更する必要があります。
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プラのBRL-04FA
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お尻から見てみる

 さて、早速おうちで取り付け作業を開始します。まず、必要な機材をすべてリビングへ持っていき、階段室にあるスイッチングHUBのカスケードポートをリビング側へ入れ替えて、リビングの情報コンセントからルータへ接続。ルータのWAN側にADSLモデム-MNに付属していた短いストレートケーブルで接続。2階の主寝室にある自分のパソコンから、httpでルータの設定画面を表示します。ここまでは順調順調。さて、フレッツへ接続するための一通りの設定をして、インターネットへGo!・・・と思ったらつながりません。???。というわけで、リビングへ降りてよく見ると、ADSLモデムのリンクランプが点灯していません。おお?と思って電話機を直接繋いで見ると、まったく音がしませんので、電話線が不通になっているようです。さらに見てみると、ルータのWAN側ポートのリンクランプも点灯していません。というわけで、急遽主寝室へ持ち帰り、ふたたび設定の続き。まあ、ここはこれまでADSLモデムを使っていた実績がありますから、当然のごとくADSLモデムのリンクランプは点灯します。しかし、ルータのWAN側ポートのリンクランプは点灯しません。またまた???。で、その日はいつもの巡回もありますから、さっさとADSLモデムを直付けに戻してルータは放置プレイ。で、翌日リンクポートのスイッチをNormalからUpLinkへ変更。ルータは無事つながりました。

さて、残るはリビングの電話線の不通。これは、住宅メーカーの営業さんに翌日に電話。営業さんから電設業者さんに事情を伝えていただきました。折返しうちへ電設業者さんから電話が入りまして、今週中に直しにきていただけるということで合意。4月26日には修理していただけました。なにやら部品不良だったらしいです。どこの部品だろ?そのとき見てなかったからなぁ。ちょっと興味があったんですけどねぇ。

● さてさて、リビングの電話も通じるようになりましたので、早速ルータ設置の続きをします。丁度ゴールデンウィークに入りましたので、初日から作業開始です。えぇ〜え、時間は山ほどありますので、ゆっくりのんびり作業をします。ルータやモデム、電話機など必要な機器をすべてリビングへ運びまして、ケーブル類を接続します。前の家のときに使っていたモールが少しありましたので、それを使って電話線だけは他のケーブル類とちょっと離して配線しました。ついでに、グリーンのアース線も接続。ま、おまじない程度のことですから、やれることだけやっておきます。ほいでもって、出来上がったのが生活感あふれるこの写真。一応、コーナーラックに邪魔にならない程度にうまく収まりました。ただ、見ていただけるとわかります通り、ラックの後ろ側のケーブル類がやや煩雑。これはもう少し整理してまとめるなどの作業が必要になりそうですね。まあ、この壁に出ているコンセントのあたりは通常ソファーで隠れてしまいますから、とりあえずケーブルの整理は後回しにいたしまして、早速電源をいれたら2階のパソコンから必要な設定を再度確認してインターネットへGo!。・・・ほっ。見事つながりましたとさ。でも、この後のゴールデンウィーク、時間が余りすぎ。(^^;


●ルータもチューニングでGo!

 前述の通り、ADSL通信のチューニングの王道といえばMTU。ルータだって最初から最適値になっているわけではありません。まあ、56K以下のモデムを基準に設定されているWindows9Xよりはずっとマシな状態ではあるものの、理想的な値にはなっていません。というわけで色々探しましたけど、簡単に設定できそうな項目といえばMSS値だけでした。この初期値1414を1408として最適化。これでMTUは1448となります。効果の程はよくわかりませんけれども、これでいいんです。こまかく調整して一回ずつ検証するのもアレですし。へへへ、不精者。

測定サイト http://speed.on.arena.ne.jp/ v2.0.8
測定時刻 2002/05/12 15:24:52
回線種類/線路長 ADSL/4.0km
キャリア/ISP NTTフレッツADSL 1.5Mbps/その他
ホスト1 WebArena(NTTPC) 990kbps(333kB,3.0秒)
ホスト2 at-link(C&W IDC) 910kbps(539kB,4.8秒)
推定最大スループット 990kbps(124kB/s)
コメント NTTフレッツADSL 1.5Mbpsとしては標準的な速度です。(3/5)

 一応、これが最終結果ということになりますが、概ねフレッツスクェアの結果と同じになっています。おそらく、たまたまバックボーンの負荷が低かったというだけで、前述の600kbpsと同じ結果であると思われます。まあ、ルータをつかっても速度的な低下は発生しなかったというのは確かめられたようですね。さすがFTTH対応ルータ。

お買い物: パソコン 無線ルータ 有線ルータ ハブ NIC ケーブル・コネクタ モデム

●SEAWorks Network! Version 2.0

● 今回はルータを導入してモデムの位置を保安器から遠くなるリビングへ移設しましたけれども、一時的に2F主寝室のパソコンに直接繋いだ時と比較して、これによる速度低下は見られませんでした。まあ、基本的にWeb巡回とメールがメインですから、回線の速度なんてものはどうでもよくって、56Kモデムよりは遥かに楽になりまし、十分満足な値となりました。私の場合、それ以上に定額接続の方がメリットが大きいですねぇ。ただし、8Mの導入にはやや懐疑的。ノイズにも弱くなりますし、だからといってリーチDSLなんかを使うのでしたら、それほど速度に変わりはなさそうですしねぇ。とりわけ距離が3.8kmとかなり長くなっていますから、当分はこのままということになりそうです。それと、ADSLに切り替えるに当たってちょっと気になっていた電話での通話時のノイズですが、実際にはほとんど問題ないレベルでした。多少「サー」って音があるかな?程度のもので、コードレスフォンなど、元々ノイジーな電話機だとほとんどわからないレベルですし、会話の邪魔になるようなことはありませんでした。逆にちょっと気になったのがADSLモデム自身が発する電子ノイズでしょうか。こちらは、静かなところにいると聞こえてくる「シーン」という音とよく似た音で、ADSLモデムがリンクすると発生するようです。今はリビングにありますから気になりませんけれども、さすがに寝室に置いて繋げたままにするのはちょっと無理みたいです。
以上、ちょっと長くなりましたけど、お読みいただきまして誠にありがとうございました。私個人といたしましては、実は1Mbps近い数値が出たのでちょっとびっくりですけれども、大満足しています。まあ、ストリーミングみたいなネットワークをこき使うようなコンテンツが普及したり、家族がネットワークを使い倒すようなことをしない限りは、特に大きな障害とはならないでしょう。それにしても家の中にLANが敷設されているというのは、実に応用が利いて良い感じですねぇ。



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