SEAWorks Network!

まい "重量級" ぱそこんですく

 今回は、SEAWorksってやつぁ、どんな環境で仕事してるんだってなところをちょっとご紹介しちゃいます。


事務所

 場所は、なんのことはない、田舎の工場の事務所です。システムデスクの立ち並ぶきれいなオフィスとは違い、無味乾燥な事務机がずらずらっと並んでいます。もちろん、その中に私の机もあるのですが、年に1回座るかどうか。そんな中、自分の机とはちょっと離れた場所にビンボくさい「ぱそこんですく」がありますので、そこでお仕事をしています。どでかいデスクトップを2台も搭載しているので、ビンボくさいぱそこんですくは、メンテナンスなどの為に移動するたび、いろんなところから悲鳴を上げています。やっぱ、重量級なんでしょうね。


こんな感じ

 ぎゃぁ〜、はずかしいぃ〜、というわけで、私のぱそこんですくを本WEBサイト最大の画像サイズでお見せしてしまいましょう!画像と、下記の本文を見て頂けるとおわかりになる通り、ほとんど某主要取引先の製品で占められていますが、SEAWorksのお仕事環境が大まかにわかると思います。

※1999.12.13 追記:現在は、図の中のTAをとなりの端末へお引越しし、そこに省スペースデスクトップが1台のっかってついにパソコン3台。さらに重量を増しております。

MyDesk

で、下記に詳細をさらさらっと書いてみました。

インクジェットプリンタ

 NECのPICTY320を使っています。しかも、これは自分専用!でネットワークに公開していません。まあ、印刷にちょ〜時間のかかる会社案内などを連続印刷して使ったりするため、公開しても使い物にならないんですけどね。

資料など・専用紙

 私のポリシー&内部の方々への見本といたしまして、「資料は全てぱそこんの中」を実現するため、自分がかかわっている情報をすべて電子化して保存していますので、基本的に紙の資料は少ないです。したがって、棚にちょっとだけの資料があります。「よっ!整理名人!バックアップは大丈夫かぁ?」

 で、インクジェット専用紙ですが、自家製の会社案内を印刷するため、両面印刷可能なインクジェット専用紙を常備しています。

モニタ・マウス・キーボード

 基本的に標準添付品&純正オプションだけで構成されておりまして、一昔前のビジネス用セットといった感じでしょうか。Windowsキーや、ホイールなんかもないですが、まあ、特に問題も無いじゃん!ってな感じです。モニタも15インチですので、目が悪いくせにめがねをかけない私の場合、ちょっと離れると文字が見えません。しかし、たるゆがみ調整があるのを良いことに、モニタのフレームいっぱいまで映像を広げて使っております。(ってことは、四隅のほうは円が楕円になっちゃうんですよねぇ〜)

まい ぱそこん

 ぱそこんですく中段の棚に鎮座ましますどでかいぱそこんが私のPC-9821Xa12/C12です。正直言ってDirectXを使ったいまどきのゲームは、フリーソフトでもまともには動きません。当時でもデスクトップなのに、なんでこんなにどでかいんだろう?と思っておりましたが、省スペース型デスクトップ全盛の今にあっては悲しいくらいにどでかいです。ま、でも、社内にはこのどでかいぱそこんがいっぱいあるので、この辺は気にならなくて良いんですけどね。ちなみにスペックはこんな感じです

CPU
元々はPentium120MHzでした。当時としてはかなり高速なCPUで、もちろん初期のWindows95ではまったくもって問題無く、軽々動作していていたのですが、数々のアプリケーションのアップグレードやInternet Explorerの導入、果てはDirectXやらなにやらいろいろ入れていくうちに、さすがに当時の見る影も無くなってきました。一時的にクロックアップなどもしていたのですが焼け石に水。ってなわけで、Windows98導入とともに、I/Oデータ機器のPK-MXP233/98というCPUアクセラレータに乗せかえられてしまいました。で、現在はPentium MMX 233MHz相当となっています。
メモリ
メモリは8M2本の32M2本で、計80Mバイトでございます。まあ、8M4本で32Mバイトの頃は、さすがにきつかったなぁ・・・
HDD
現在の容量はIDEにマスタ1.2G1台とスレーブに840M台でおよそ2Gぐらいです。ビンボ〜な会社なのでいまどきの大容量HDは買えません。で、既に書いたように、「資料は全てぱそこんの中」を実現するため、サーバーのバックアップの名目などを理由に、MOを買ってもらいまして、これに山ほどデータを保存していますので、HDDには作業中のファイルしか置いていません。
グラフィックアクセラレータ
どノーマルで、Trident TGUi9680XGiという、まあ、当時でも平均的なチップがオンボード搭載されています。それほどハイパフォーマンスなグラフィックを必要としないビジネスアプリケーションしか使わないのであれば、そんなに問題無いですね。
チップセット
どノーマル(って、換えようが無いですけどね)で、VLSI SuperCore WildCatにNECのオリジナルのチップが搭載されています。まあ、あたりさわりのない、インテル以外のチップセットとしては標準的なものです。
拡張機器
PC-9821Xa12/C12は、ちょっと面白い機種で標準でPCカードスロットが搭載されています。で、Cバススロット(皆さんご存知ですか?98汎用バスという大昔の拡張スロットなんですよ)に、そのPCカードスロット接続用のボードと、LANボード(アライドテレシスさん製)がさしてあります。自分の端末をサーバーにしていた頃には、さらにモデムボードがささっていました。で、PCIにはSCSI-2ボードがささっています。空きシステムリソースが足りなくて、増設は結構大変でした。ん?まだPCI1本とCバス1本があいてるぞ!何増設しようかな・・・(^^;

さ〜ば〜

 これが、ビンボ〜ネットワークの根幹をなすちょ〜低能力さ〜ば〜です。さ〜ば〜と言うにはあまりにもお粗末ですが、これ1台でなんとかなってしまうのが恐ろしいところ。

CPU
元々はPentium75MHzでした。で、現在はPentium100MHzを搭載して、90MHz動作(^^;させています。このM/Bは、どう言うわけか100MHzクロックがうまく動作しませんでしたので、とりあえず90MHzのまま使用しています。(まあ、安定性を考えれば、この方が良いのかな)
メモリ
メモリは8Mバイトを4本で32Mバイトになっています。Windows9X系をOSとして搭載している以上、システムリソースの壁があるため、妙にメモリを増設するよりはシステムリソースを消費してる数々の常駐ソフトなどをはずすほうが効果的ですので、特に大きなメモリは搭載していません。それでも結構元気に働いています。ちなみに稼動させているサーバー用ツールは、PROXY、メールサーバー、チャット、ニュース、WEBサーバー、ftpサーバー、FAXサーバー用のExchangeで、起動直後の空きシステムリソースは63%〜65%です。
HDD
現在の容量はIDEにマスタ1.2G1台とスレーブに1.2G1台でおよそ2.4Gぐらいです。まあ、うちの環境では、それほど巨大なアプリケーションなどがありませんので、十分に事足りています。ビンボ〜さ〜ば〜を使っている人!まだまだがんばれますよ!
グラフィックアクセラレータ
どノーマルで、CirrusLogic製CL-GD5440という、まあ、当時でもしょぼすぎなチップがオンボード搭載されています。まあ、サーバー用として使っているのでぜんぜん問題無いです。
チップセット
なぜか、インテル製のチップセットが搭載されています。詳しく見たことは無いですが、多分Tritonじゃないかな。と、PC-98シリーズお決まりのオリジナルチップだと思います。
拡張機器
拡張スロットには、アライドテレシスさんのLANボード、FAXサーバー用のモデムボードがささっています。インターネット接続用のターミナルアダプタがRS-232CのCOM1に、ネットワーク公開用のインクジェットプリンタがプリンタポートにつながっています。

はたらきもののターミナルアダプタと実験用のモデム

 ターミナルアダプタは、NEC Aterm IT55DSU です。PROXYからのインターネット接続に使っています。メール配信がメインの使い方なので、64K BPS のまま使っています。で、実験用のモデムですが、これはまいぱそこんのCOM1ポートに接続されており、みなさまからの質問などの際、擬似的に自分の端末にBJD(当時WinProxy)+PMSのネットワーク環境を構築してしまうために使われていますので、たま〜にしか働きません。ちなみにAIWA PV-BW3360です。

モニタ切替器

 これは、普段画面を使わないサーバーと自分の端末のモニタを切り替えるために使っています。関西電機(シブっ!シブすぎですね) のCSW-DMというスイッチを使っています。ずいぶんいろいろ探し回ったのですが、高解像度に対応したモニタ切替器がこれしか見つかりませんでした。

愛読誌

 SEAWorkが愛読しているPC-WORK!(毎日コミュニケーションズ)が過去6ヶ月分保存されています。この雑誌、最近ではずいぶんとコンピュータハード寄りの情報が増えてきたものの、ビジネス関係のネタが非常に多く、コンピュータハード・ソフトのビジネスへの応用などをメインとして掲載していますので、私のようなコンピュータシステム全般(これだけでも大変なのに・・・にわかシステム管理者の宿命か・・・)以外にもいろいろな業務をしている人間にはとっても役に立つ情報が多いです。しかも、OSもWindowsに固執しないで、Lunix、BeOS、MAC OS(これ最近無いなぁ)など、さまざまな情報が簡潔に書かれているところが良いと思っています。
※1999.10月号で廃刊となり、PC STYLE 21 という雑誌へ変わってしまいました。ちょっとかなしぃ〜。


最後に・・・

 今回自分の作業環境をご紹介させていただきましたが、「ネットワークと関係ないじゃないか!」って、その通りなんですけどね。まあ、こんな環境でもネットワークを構築したり、管理が出来るよってなことの参考にしていただければと思って書いてみました。(正直にネタが無いって書け!)

 さて、みなさんは、どんな環境でお仕事をしていらっしゃるのでしょうか?私の環境は、拡張やパワーアップもそこそこで、ビンボ〜には結構自信があるのですが、いかがですか?まあ、こんな環境でも十分世間様に通用する環境として稼動させているつもりです。みなさんも、ぜひ旧型パソコンを廃棄する前にサーバーとして活用してみませんか?

では!


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